No.2 AEだけでお手軽にテロップを作る(前編)|AEチュートリアル

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No.2 AEだけでお手軽にテロップを作る(前編)リリース

No.2 AEだけでお手軽にテロップを作る(前編)

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使用エフェクト:LightSweep、べベルアルファ、塗り
After Effectsのみを使用して簡単に凝ったテロップを作る方法を紹介します。

 

テロップの作成では一般的にIllustratorやPhotoshopを使用して制作を行うイメージがあるのではないでしょうか?実はあまり知られていませんが、テロップを制作する上でAfterEffectsは非常に相性が良いツールであるといえます。特に頻繁に修正が発生する業界では強力です。

 

 

メインで使用する機能

テロップの作成にはシェイプレイヤーを使用します。シェイプレイヤーはAfterEffects内でIllustratorと同じようなベクトルマスクの概念を扱える便利機能。もともとあったマスクと混同している人もいるかもしれませんが、シェイプレイヤーは素材に依存せずレイヤーとして独立した存在で、エッジやパスのオフセットなどIllustratorで使用できる一部の機能がそのまま使える点においてマスクとは異なります。

シェイプレイヤー

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テキストにエッジを付け足していく手順

1.まずはテキストツールで文字を打ち込みます。

加工前の文字打ち

 

2.テキストレイヤーをシェイプレイヤーに変換する。

テキストレイヤーを選択した状態でレイヤー>「テキストレイヤーからシェイプを作成」を選択する。
テキストレイヤーからシェイプレイヤーを作成

 

すると、テキストの形状でシェイプレイヤーが作成される。
テキストレイヤー誕生

 

テキストレイヤーでもエッジを拡張することはできるし、アウトラインをとるのであればレイヤースタイルでも「境界線」も使用可能である。なぜあえてシェイプレイヤーを使用するのか?ここでいったんそれぞれの操作や見た目の違いに着目したい。

 

アウトラインの取り方の種類
上図のように、「テキストレイヤー」ではある一定の鋭角になると、エッジが切れてしまうのに対し「レイヤースタイルの境界線」ではエッジが丸くなってしまう。
それに比べてシェイプレイヤーでは、鋭角部分の調整がユーザーの任意で行えるため得たい結果に対して調整の自由度が高いのである。

 

 

3.テキストレイヤーから作成したシェイプレイヤーに対して質感を付け足す。

質感を付け足すにあたりテクスチャーサイトの紹介です。

 

CGTexture

CG Textures
フリーの高画質テクスチャ素材を提供している『CG Textures』です。様々な表現をする上で高画質素材は必要不可欠です。フリーで非常に使い勝手の良い画像が多種多様に存在しているので非常に重宝します。ぜひ活用してみてください。


 

 

今回は下図の2つのテクスチャを組み合わせて質感を作成していきます。

質感A
テクスチャーA

質感B
テクスチャーB


 

 

トラックマット
上図赤丸部分の『下の不透明部分を維持』をONにすることでシェイプレイヤーの形でテクスチャが切り取られます。

 

 

質感調整1
また、ここではテクスチャBをオーバーレイで合成して、金属についた傷の要素を質感に付加しています。
※質感調整については様々なエフェクトを組み合わせながら任意で好みの質感に仕上げて見てください。

 

 

参考までにここではトーンカーブでテクスチャーBののコントラストを上げ傷部分を強調、テクスチャーAをモーションタイルのミラーエッジで繰り返し表示させています。

質感調整2

質感調整3


 

 

 

最終的な色付けやグラデーションなどの調整はテクスチャーを適用したコンポジションをプリコンポーズした形で、一つ上のコンポジションで仕上げていくのが良いでしょう。
質感調整4
エフェクト、レイヤースタイル、合成モードをいろいろと駆使して最終的に仕上げたい色身を構築していきます。(調整内容の詳細は最後にアップするサンプルAEPを参考にしてください。)

 

 

 

4.エッジを付け足す

それでは、テロップの見栄えに厚みを出すエッジの付け足しです。ここでシェイプレイヤーで今回シルエットを作成たことが活きてきます。
まずBで作成したコンポジションをそのまま『プロジェクトウィンドウ』内で複製して下さい。
エッジレイヤーの複製

 

 

 

基本的なテクスチャーによる質感を付加していく流れは同じですが、シェイプレイヤーにのみ付加することができる『パスのオフセット』を下図の項目から選択します。
パスのオフセット

 

 

 

すると、もともと存在するパスに対して外側に境界線が拡張される。Photoshopのレイヤースタイルではエッジが丸くなってしまうところが、こちらの機能ではそのままの形状で拡張されるので非常に調整がしやすい。もともと複雑なテロップ作成においては、「塗りこむ」といった要素を省けばIllustratorとPhotoshopを連携させてやっていたことがこれだ。After Effects一つに集約されているのである。
エッジをつける

 

 

 

エッジに質感を付け足す
パスのオフセット機能で作成したシルエットに対して、Bで作成を行った方法と同じようにテクスチャーによる質感を付け足す。
※今回は内側と模様が地続きになると見栄えとして説得力がかけるため、テクスチャーの調整とエッジの太さに対して中心にべベルを加えたいため元のテキストレイヤーを使用してシルエットアルファで内部をくり抜いた。

 

 

エッジの合成
ここまでで作成した内部部分とエッジを合成した結果です、、、、
なんか野暮ったいですね。しょぼいです。実はここからがAfter Effectsでテロップを作る醍醐味となります。AfterEffectsではエフェクト、レイヤースタイル、合成モードすべてが一つのツール内で完結できるので、どんどん必要なサイズのエッジを付け足しながら質感を完成させていきます。

 

 

前編ではここまでとなります。
後編では最終的に今回作成した素材に対して厚みと、表面の光沢を加えて行くことで下記のような質感にまで調整を行っていく予定です。
完成した質感

 

 

>>No.3 AEだけでお手軽にテロップを作る(後編)

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