Keylight(1.2)|エフェクト全パラメーター徹底解説!

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Keylight(1.2)リリース

Keylight(1.2)とは

keylightの画像

KeylightはAfter Effectsにおける、本格的なクロマキー合成を行うためのソフトウェアです。グリーンスクリーンやブルースクリーンのキーを抜いてレイヤーにアルファチャンネルを適用します。After Effectsにもキーイングに使用するツールはありますが、実写のクロマキー合成を行うのであれば、keylightの一択となります。
※サードパーティの有料プラグインであればPrimatteKeyerが非常に優秀。


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View

 

Viewの種類

「Screen Colour」を設定した後、キーイングを行った結果として作成されたマットの品質確認を行うことができます。下記に説明する9つの要素が選択でき、さまざまな観点からチェックができるようになります。

  • Source
  • キーイング処理を行う前の、エフェクトが適用されていない状態のイメージが表示される。

  • Source Alpha
  • キーイング処理を行う前の、エフェクトが適用されていない状態のイメージのアルファチャンネルが表示される。

  • Corrected Source
  • 下層レイヤーとの合成結果ではなく、指定したカラーマットと合成した結果を表示する。
    カラーマットの指定は『Inside Matte』の『Replace Colour』で指定した色が適用される。

  • Colour Correction Edges
  • 『Colour Correction』内で調整される、エッジ部分の範囲を確認できる。白く表示されている範囲が『Edge Colour Correction』の調整で影響を受ける範囲となる。

  • Screen Matte
  • キーイングを適用したあとに作成されるアルファチャンネルをグレースケール表示する。

  • Inside Mask
  • インサイドマスク(手前のレイヤーとして色を抜きたくない領域)として設定した範囲をグレースケール表示する。

  • Outside Mask
  • アウトサイドマスク(背景レイヤーでクロマキー合成できない領域)として設定した範囲をグレースケール表示する。

  • Combined Matte
  • キーイングを適用した後に作成されるアルファチャンネルをグレースケール表示する。また、「Screen Matte」との違いはインサイドマスク、アウトサイドマスクの結果もすべて統合した最終的なアルファチャンネルマットが表示される点において異なる。

  • Status
  • キーイングの結果作成されるマットを誇張して表示させる。この要素を選択することにより、目視確認がしづらいアルファのごみや意図せずに透けてしまっている部分をより詳細にコントロールすることができる。

  • Intermediate Result
  • キーイング処理の中間結果。アルファチャンネルのみが最終結果と同じ状態に処理されており、カラー情報は元のソースと同じ状態のまま合成結果が表示される。

  • Final Result
  • キーイング処理の最終結果。合成を行う際にはこの状態に設定し背景と重ね合わせる。

 


 

Unpremultiply Result

RGBチャンネルに対しプリマルチプライ(αチャンネルをあらかじめRGBに乗算した上で)出力するか、アンプリマルチプライ(ストレートRGB)を使用するかのどちらかを選択できます。デフォルトではアンプリマルチプライが選択されていますが、チェックボックスを外すとRGBチャンネルに対して一度αチャンネルが適用(乗算)されさらにαチャンネルを適用するためフリンジが発生することになります。
※特にそのままにしていても問題ないでしょう。

Screen Colour

キーアウトさせたい色(背景)の色を選択します。

Screen Strength

選択した色をキーアウトする範囲の強さを調整します。値を大きくするとより多くの範囲が消え、小さくするとキーアウトしなくなります。

Screen Balance

選択したスクリーンカラーを中心にキーアウトする色相の幅を調整します。1(最大では)選択した色を中心とした2点の色相のポイントが狭くなり、キーアウトされる範囲が少なくなります。また0(最小)に設定すると色相のポイントが広くなりより多くの範囲がキーアウトされます。

Despill Bias

反射や、髪などに残るグリーン・ブルースクリーンの背景色を除去する(スピル除去)際に使用する。通常は直下の「Alpha Bias」と同じ色が選択されており、除去したポイントをキーアウトしないように設定される。

Alpha Bias

通常はDespill Biasと同じ色が選択されています。直下の『Lock Biases Togerther』からチェックを外すと別の色が選択可能になります。通常は同色を選択することでベストな結果が得られることがほとんどですが、素材によっては別の色を選択することでエッジのキーアウトが最適化されるケースもある。

Lock Biases Together

Biasで選択される色を統一するチェックボックス。通常はオンの状態で問題ない。

Screen Pre-blur

マットを生成する前段階で元素材に対してブラーをかけます。若干ぼかすことでノイズの多い素材などの場合抜けの結果が良くなる場合があります。
※単純にエッジだけをぼかしたいのならば『Screen Matte』のScreen Softnessを使用します。

Screen Matte

生成されたスクリーンマット(αチャンネル)の調整を行うパラメーターが複数含まれます。

 

・Clip Black
 アルファチャンネルのレベル補正です。
 値が大きくなればなるほど、キーアウトされていない範囲が狭くなります。
・Clip White
 アルファチャンネルのレベル補正です。
 値が大きくなればなるほど、キーアウトされていない範囲が広くなります。
・Clip Rollback
 αマットの表示(白)領域を中心にしてエッジ周りからClip Blackでカットした範囲をもとに戻していきます。
 少しでもホワイト領域が残っていればそこから周囲に広がっていきます。
・Screen Shrink/Glow
 αマットに対して値を大きくするとグローがかかり、表示範囲を広くする効果が生まれます。
 反対に値をマイナスにするとエッジをシュリンク(カットしていく)するため表示範囲が狭くなります。
・Screen Softness
 αマットに対してブラーをかけます。
・Screen Despot Black
 Despotはマットの情報量をシンプルにする効果があります。

 具体的にはαマットの採取したポイントのピクセルを中心としてドットから円を生成し色数を現象させます。
 値が大きくなるにつれて明るい範囲を円状で広くしていきます。
・Screen Despot White
 Despot WhiteはBlackとは逆に、暗い範囲を徐々に広く、円を大きくしていきます。
・Replace Method
 選択したスクリーンマットのなかで、被写体へのグリーン/ブルーバックの反射、微妙なエッジの処理など、
 意図しないピクセルのαチャンネルが半透明になっている箇所をパラメーターで調整して埋めた際、合成する
 RGBイメージをどのように処理して置き換えるかをしています。
  [None] ・・・ 置き換えをせずにキーアウト後のRGB背景の色をそのまま使用します。
  [Source] ・・・ エフェクトを適用する前の状態のRGB背景の色を使用します。
  [Hard Color] ・・・ マットを不透明にした箇所に指定した色をそのまま置き換えます。
  [Soft Color] ・・・ マットを不透明にした箇所にうっすらと指定した色を適用します。
・Replace Color
 置き換える色をピッカーなどで選択、指定します。

Inside Mask

当該のレイヤーに対して設定したマスクを使って意図しないスクリーンマットの不透明部分を直接指定します。

 

・Inside Mask
 使用するマスクを選択します。
・Inside Mask Softness
 マスクのエッジをぼかします。
・Invert
 マスクの指定個所を反転します。
・Replace Method
 選択したマスクの範囲を埋めた際、合成するRGBイメージをどのように処理して置き換えるかをしています。
 ※基本的にScreen Matteの処理と同じ考え方で動作します。
  [None] ・・・ 置き換えをせずにキーアウト後のRGB背景の色をそのまま使用します。
  [Source] ・・・ エフェクトを適用する前の状態のRGB背景の色を使用します。
  [Hard Color] ・・・ マットを不透明にした箇所に指定した色をそのまま置き換えます。
  [Soft Color] ・・・ マットを不透明にした箇所にうっすらと指定した色を適用します。
・Replace Color
 置き換える色をピッカーなどで選択、指定します。
・Source Alpha

 もともとソースに含まれているαチャンネルをどのように扱うか選択します。
 [Ignor] ・・・ もともとあるαチャンネルを無視します。
 [Add to Inside Mask] ・・・ もともとあるαチャンネルのみでマットが作成されます。
 [Normal] ・・・ もともとあるαチャンネルはマスクでも不透明に指定できません。

Outside Mask

当該のレイヤーに対して設定したマスクを使って透明にしたい範囲を直接指定します。
・Outside Mask
 使用するマスクを選択します。
・Outside Mask Softness
 マスクのエッジをぼかします。
・Invert
 マスクの指定個所を反転します。

Foreground Colour Correction

キーアウトで取り出したレイヤーの細かなカラーコレクションができます。
・Enable Colour Correction
 カラーコレクションのパラメーターを調整可能にするオンオフ。
・Saturation
 レイヤーの彩度を調整します。
・Contrast
 レイヤーのコントラストを調整します。
・Brightness
 レイヤーの明るさを調整します。
・Suppress
 レイヤーから特定の色を抑制します。グリーンスクリーンではGreenを選択すると一般的に役立ちます。
・Suppression Balance
 選択した色を中心に抑制する色相の幅を調整します。
 100(最大では)選択した色を中心とした2点の色相のポイントが最大になりより広い範囲の色が抑制されます。
 また0(最小)に設定すると色相のポイントが狭くなり抑制される色が少なくなります。
・Suppression Amount

 色を抑制する強さを調整します。値を大きくすると大きく選択した色がカットされます。
・Colour Balancing
 レイヤー全体に色のフィルターを加えます。
 色の方向と強さのパラメーターがあり、数値とウィールの両方で調整可能。

Edge Colour Correction

マットの境界線のみに細かなカラーコレクションができます。
・Edge Hardness
 境界線の硬さを調整します。値を大きくすると調整の影響を受ける範囲がぱっきりと切り分けられます。
・Edge Softness
 境界線にぼかしを調整します。
 値を大きくすると影響範囲が広く、あいまいになります。
・Edge Glow
 境界線にグローをかけたように周囲に範囲を膨張させます。
 ぼかしと違い影響範囲自体がその強度を保ちつつ広くなる。
・Saturation
 選択した境界線範囲の彩度を調整します。
・Contrast
 選択した境界線範囲のコントラストを調整します。
・Brightness
 選択した境界線範囲の明るさを調整します。
・Suppress

 選択した境界線範囲から特定の色を抑制します。
 グリーンスクリーンではGreenを選択すると一般的に役立ちます。
・Suppression Balance
 選択した色を中心に抑制する色相の幅を調整します。
 100(最大では)選択した色を中心とした2点の色相のポイントが最大になりより広い範囲の色が抑制されます。
 また0(最小)に設定すると色相のポイントが狭くなり抑制される色が少なくなります。
・Suppression Amount
 色を抑制する強さを調整します。
 値を大きくすると大きく選択した色がカットされます。
・Colour Balancing
 レイヤー全体に色のフィルターを加えます。
 色の方向と強さのパラメーターがあり、数値とウィールの両方で調整可能。

Source Crops

レイヤーをX、Y座標軸のいずれかでクロップ(カット)したり、リピートしたりできます。
・X or Y Method
 X、またはY座標のそれぞれで、どのような処理を行うか選択できます。
 [Colour] ・・・ 端からレイヤーをクロップします。
 [Repeat] ・・・ 選択した座標のピクセルを繰り返す。
 [Reflect] ・・・ 座標方向に反転した素材を重ねて繰り返し表示する。
 [Wrap] ・・・ 座標方向に素材を重ねて繰り返し表示する。
・Edge Colour
 Colourでクロップした範囲を指定した色で埋める。
・Edge Colour Alpha
 Colourでクロップした範囲の不透明度を調整。
・Left or Right or Top or Bottum
 それぞれの方向で、指定した方法で処理を行う際の効果の増減を調整する。

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